子どもに英検3級を取らせたい!
自分で取りたいけど、どう勉強すればいいか分からない!
そんな人のために、実際に英検3級を受け合格した私が使ったおすすめ参考書、勉強法を紹介します。
これは、私が実際3級を受けた時の成績表です。
このように私は「自主学習」だけで英検3級を余裕で合格しました。
その方法を今回は皆様にお伝えします。
是非最後まで見ていってください。
リーディング編:過去問を解いてみよう
自分の現在位置が分からないと、どう勉強すればいいか分かりません。
なので、まず過去問を解いてみましょう。
英検の公式サイトで過去3回分の過去問が公開されているので、全く解けなくてもいいので解きます。
そして、自分の現在位置を把握しましょう。
全くできない場合でも、この先自分の成果を感じることが出来るので、実際の時間制限内で最後まで解き終わりましょう。
次に:文法を復習しよう
過去問を解いてみて、自分の現在位置が分かったと思います。
そこで「文法が分からなくて解けない!」「どんな意味なのか全く分からない!」そう思いませんでしたか?
そういう方は、まずは文法を勉強しましょう。
英検3級の範囲は中学3年間の範囲と同じなので、中学範囲を勉強しましょう。
おすすめの参考書・教材は「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」です。
特に「未来系・過去進行形・過去形・比較」辺りを解いてほしいです。
関係代名詞などの文法は使わないので、過去問でこの文法が分からなくて解けなかった、と思う範囲の単元を解きましょう。
単語を学ぼう
文法を分かっても、単語を知らないと解けません。
なので、文法と並行して単語を学びましょう。
おすすめの単語帳は「英検3級でる順パス単」です。
英検によく出てくる順に単語が並んでいるので、必要な単語だけ学ぶことが出来ます。
さらに、よく出る熟語もまとめてくれているので、この一冊で英検3級の全てを知ることが出来ます。
単語の勉強方法
英単語の覚え方は「見る」ことです。
1週間「同じ100単語」を見続け、音読しましょう。
英単語は何度も出会わないと覚えないので、1週間100単語が最適です。
急ぎたい人は一日200単語を1週間、最低でも4日は続けましょう。
この勉強方法は文字を書きません。
1000単語も書く暇があったら、100単語音読していた方が効率がいいからです。
しかし、どうしても覚えられない単語があった場合は迷わず書きましょう。
インプットも大切ですが、アウトプットしないと覚えられない場合は3回程度単語を書くと良いです。
最後に:過去問を解こう
単語、文法を学びました。
しかし、確実に身に着けるためには問題を解かなければいけません。
なので、英検3級の過去問を解きましょう。
おすすめ参考書は、先程貼った「無料・公式で発表されている過去問」と「有料・英検3級過去6回全問題集」です。
無料で公開されている3回分で足りる人もいますが、絶対に合格できる自信をつけるためには、問題を解く回数が多いに越したことはありません。
さらに、楽天では単語帳と過去問がセットで売られていてお得なので、是非買ってみてください。
バラで買いたい人もいると思うので、赤本シリーズを貼っておきます。
過去問の注意点
過去問を解くうえで注意点があるので、少し話します。
過去問を解いた場合、必ず丸付け→見直し→理解の順序をしてください。
要するに「復習」を必ずしてください。
どんなに問題を解いても伸びない人は、復習を疎かにしている人が多いです。
なので、必ず何故自分が分からなかったか、どうしたら間違えないかを復習しましょう。
さらに、まぐれで当たってしまった問題も見直しましょう。
解き終わった場合は、覚えていないので解いてる途中で「これ分からないな~」という問題に△印をつけると良いでしょう。
このように、見返したときに何の問題に躓いたのか、何故分からなかったのか知ることが出来るので、何かしらのマークをつけるようにしましょう。
後、自分が問題を解き終わった時間を書いておくと、見直しにどれくらい余裕があるのか知れるので、是非実践してみてください。
ライティング編:英作文の作り方
英検3級は25単語~35単語の英作文を求められます。
このライティングは型があるので、それを覚えましょう。
先程の画像のライティングの問題文を例として使います。
「Which do you like better,swimming or skiing?」
直訳(あなたはどちらをすることが好き?水泳?スキー?)
まず、1文目は問題文に答えましょう。
これなら、I like swimmimg(skiing)になります。
他にも「何したい?」「何が好き?」などの質問もありますが
I want to do ~ や I like to doing ~ などの、問題文に答える形で文を書きましょう。
2文目は「I have two reasons.」で固定です。
英検3級は、何故それをするのか2つの理由を答えなきゃいけないので、この文を必ず使いましょう。
3分目は「First,~」から書きましょう。
例題だと、「First,I take practice swimmimg」になります。
次の理由を話すときは「Second,~」から理由を書きます。
「I like swimmimg very much」など一つ目の理由と違う事を書きましょう。
この2つ目の理由が、1つ目の理由と似ていると減点になるので気をつけましょう。
全ての文を書きましたが、合格基準の25単語以上になっていない場合は「一つ目の理由に捕捉の文」を書きましょう。
例文の場合、私は水泳のレッスンをしていると書いているので「私は水泳が出来る」という捕捉をします。
これでも足りない場合は、2つ目の文にも同じことをしましょう。
ただし、35単語以内に収めないと減点になるので、文字数に気をつけながら書いてください。
例題の答えを繋げると
I like swimmimg.
I have two reasons.
First,I take practice swimmimg
I can swim very well.
Second,I like swimmimg very much.
I want to swim in this summer
という30単語の文が出来ました。
このように、英検3級は点が取れる文の構成があるので、是非真似してみてください。
自分の文が正しいか分からない場合
自分が書いた文の文法や、単語が正しいか分からない場合どうしたらいいのか分かりませんよね。
ここでおすすめなのが「ChatGPT」です。
まず、自分の作った英文を貼ってその後に「文法は正しい?」と聞くと答えてくれます。
メールアドレスがあれば出来るので、是非使ってみてください。
リスニング編:過去問を解こう
リスニングは、英語を聞くのに慣れないと難しいです。
なので、とにかく過去問を解きましょう。
そして、リーディングにも書きましたが、分からない問題・迷った問題には△印を付けましょう。
終わった後は復習です。
リスニングの原文を見ながら、どういう音が分からなかったのかしっかり理解しましょう。
一足早く進むために
リスニングが不得意な人、得意でもっと伸ばしたい人は「ディクテーション」をしましょう。
やり方は以下の通りです。
1、リスニング音源を聞く
2、その文を書き起こす
3、自分の書き起こした文と、正しい文を比べて直す
4、音源に合わせて音読(これはオーバーラッピング)
これを間違えた問題でしましょう。
特におすすめなのが、過去問1~10以内の問題です。
文が3文~4文以内で短く、初めてのディクテーションにはもってこいです。
慣れたなら少し長い11~20問、21~30問もやってみましょう。
スピーキング編:面接のやり方
面接は以下の手順で進んでいきます。
1、自己紹介
2、絵と文を見て20秒黙読
3、音読
4、3問の問題に答える
5、2問の問題に答える(どんな国行きたい?など)
この面接内容は、英検3級過去6回全問題集にのっているので見てみる事をおすすめします。
答え方で気を付ける事はWhy~で聞かれた場合「Because~」で答える。
PeopleやMikeなどの問題文に答える場合「They.He.She」を使う。
後は、分からなくてもいいから何か話すことです。
頓珍漢な事を言っても、沈黙よりかは点数を貰えます。
聞き取れない場合は「Could you say that again?」「Could you speak more slowly?」などと言い、もう一回聞きましょう。
1回まで聞き返すのは、減点にならないので積極的に聞き返しましょう。
面接が不安で仕方がない時は?
ネイティブといきなり英語で話すのが、緊張して怖い!という人がきっといるでしょう。
そういう人は、英検S-CBTで受ける事をおすすめします。
英検cbtはオンライン上で、しかも1日で終わるので予約をまだしていない人は、検討してみてください。
もう、予約してしまっていたり学校で受けるので、どうしても人と対面しなきゃいけない人は、オンライン英会話をやることをおすすめします。
人と話すことが緊張する人は日本語が分かる人日本人講師から、ネイティブだけに緊張する人は日本語が分かるネイティブ講師と話すことをおすすめします。
スモールワールドオンライン英会話は英検に特化している授業を学べます。
さらに、日本人講師も日本語が分かるネイティブ講師どちらもいます。
無料体験レッスンが出来るので、興味がある人は体験してみてください。
会話は出せるけど、メンタル面で不安な人はこの本を読むことをおすすめします。
結局、度胸と根性・メンタルが必要になるので、自信をつけてみると結果が変わるかもしれません。
10歳以下のお子さんに取らせたい方へ
ここからは、英検以外の話をするので、興味のない方は読まなくて大丈夫です。
10歳以下のお子さんに英検3級を取らせたい!という人がいるなら見てもらいたいです。
お子さんが、英検4、5級を取って次は3級!と思っていませんか?
はっきり言いますが、それは難しいです。
まず、英検4級と3級だと難易度が急激に跳ね上がります。
英語圏に住んでいた経験があったりしないと合格するのは難しいでしょう。
そういう方は、まずは子どもが英語にもっと慣れるために英会話レッスンを始めるのをおすすめします。
早いうちから、ネイティブの発音に慣れておくと英検2~準1を受ける時も、英語の耳が出来上がっているのでリスニングが楽になるからです。
さらに、英語への抵抗感をなくすには英会話はもってこいです。
是非検討してみてください。
まとめ
「英検3級を合格するために」
1、過去問を解いてみる
2、文法・単語を学ぶ
3、過去問でアウトプット
4、必要に応じてオンライン英会話を受けてみる
これが今回伝えたかったことです。
いかがだったでしょうか?
英検3級は、中学英語の範囲の試験なので受かると大きな自信に繋がります。
この際に是非受けてみてください。
皆様が合格できることを願ってます。